2011年4月のブログ

2011年4月25日 (月曜日)

「ふつう」の家

完成したお家のオープンハウスなどではよく、

「ムツさんの住宅は変わってて素敵ですよね~!」

って言われます。スキップフロアになっていたり、

間仕切りが極端に少なかったり、様々ですから。

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でも、当の本人であるお客様と僕達にとっては、

全然変わっている住宅ではないんです。

 

例えば写真の「水木の家」は、

小さな空間をたくさんつくって、

小さな段差で仕切っています。

 

小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまでが

一緒に暮らす家だから、いつも繋がっているけど

たまにはひとりになれるような距離感をつくる段差。

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ダイニングも小上がりで掘り炬燵の様な食卓。みんなで

足を下ろして、床に座って食べるご飯はきっと美味しい

ですよねぇ。。。という感じ。

そういう「ふつう」の発想の積み重ねでこの住宅は

出来ています。

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そもそも「ふつう」って人それぞれですし、

暮らす人にとってはこの家が「ふつう」。

 

ただし、「無難」とは一番遠い「ふつう」です。

 

葛西 瑞都

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2011年4月22日 (金曜日)

土を残したほうが

敷地に対する建物の置き方に興味があります。

 

車を運転していて新興住宅地に建つ建て売りなんかを

見かけるとがっかりすることが多くて、

「この住宅地、あんまり住み心地良くなさそう、、、」

と思ってしまいます。

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ギリギリまで小さく区画された敷地に、隣地境界線ギリギリ

までの家を建てて、

お金に余裕のある人は隣地との境に塀を造って。

それでも少し余った部分はせいぜい駐車スペースか、

物干し竿が狭そうに置かれているくらい。

残った地面にはコンクリートを流して、

草木も生えない、なんというか息が詰まりそうな環境です。

(諸事情あるのはわかりますが。)

 

だから僕はプランニングの時、土の部分をどう残すか?

ということを考えるようにしています。敷地や建物の大小に

関わらず、街並みに土の部分をどう残すか。。。

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家に居ると、窓から見える草木の育ち方が

楽しみになるような。

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道を歩いている人も、草木が育つのを待ち遠しく

なるような。つい立ち止まってしまうような。

そんな建物の置き方、余白の残し方。

 

敷地いっぱいに建物を建てるより、

小さな家をつくって余白をできるだけ残して、

建物が木々に囲まれているような気持ち良さを

味わえたほうが、ずっと開放的でおおらかな

暮らしができると思うんです。

 

もしも僕が親なら、そんな環境で子供を育てたいし、

もしも僕が子供なら、そんな環境で育ちたいと思います。

 

すごく個人的な感覚ですが・・・。

 

葛西 瑞都

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2011年4月17日 (日曜日)

雑誌の掲載を通して考えたこと

ムツホームでは「住んでみたい青森の住宅」という雑誌に、

結構昔から住宅を掲載させてもらってます。

最近では掲載ページの構成も自分たちで手作りしていて、

(出版社に全ておまかせもできるのですが)

プロのカメラマンが撮影した写真のデータを頂いて、

レイアウトや文章構成まで考えます。

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さて、その掲載する内容についてのこと。

掲載する住宅は「常盤の家」。

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読んでいただいた方にはこの住宅の仕上がりだけではなく、

どちらかというとムツホームの家づくりに対する姿勢?

の様なものを知ってもらいたいなぁと思っています。

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写真や平面図、パース、文面を通して建物自体の良さを

伝えるのはある程度簡単なんです。

でも本当に伝えたいのは、そんな家ができるまでの過程。

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建て主のSさんが初めに話した、

「いつも家族みんなで居られる家がいいです。」という

言葉から始まって、プランニングへ。毎回みんなで本当に

楽しみながら、また悩みながら打合せをして。。。

少し遠方に住むSさんはほぼ毎週打合せに来てくれて。

そんな住み手と設計の期待に応えるために、

職人さんも本当に頑張ってくれました。(本当に。)

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だから、家ができるまでの過程とか、Sさんの人柄とか、

家族同士の仲の良さ(女の子が2人います)とか、

家ができるまでの楽しさ・大変さとか、職人さんの苦労とか、

そういう写真にも図面にも表れないことを伝えたいなぁと、

悩みながら考えています。

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でも、当然目にも見えないことをたった4ページで伝えるのは

本当に難しいんです。

掲載ページを読んでくれた人が、

「なにやらムツホームと家をつくるのは、

大変だけど楽しそうだぞ?」

と思ってくれれば、100点なんですが。

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あぁ、掲載ページが30ページくらいあればいいのに。

葛西 瑞都

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