2012年12月のブログ

2012年12月31日 (月曜日)

今年のこと、来年のこと。

今年はおかげさまで本当に忙しく

過ごさせていただきました。

僕の担当した住宅は

建物の中心部に静かな外部空間を

もつ「東城北の家」から始まり、

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路地状の外部が建物を貫通している「榊の家」、

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床を様々な高さに設定して家族同士の

多様な距離感を考えた「中野の家」、




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広場のような開放的なリビングに

3層構造の内部空間が隣接している

「平岡の家」の4つを設計しました。

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「あの住宅の確認申請の準備」とか「こ

の現場の施工図面」とか「新しい建て主

さんとのヒアリング」とか色々な作業が

同時に進行する中で、さらにそれぞれの

建物が完成するまでにはいろんなコトが

変わっていって、いろんな人が関わって

ズレていったり、もどったり。。。

どの住宅も建て主や現場の業者と一緒に

悩みながら、楽しみながら取り組むこと

ができました。今年の春先には、念願の

「ムツホームギャラリー」もオープンし

お客様との距離感もさらに近くなったと

思います。

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そして来年には、5つの中庭をもつ公園

のような平屋「高田の家」をはじめいく

つかのプロジェクトが動き出しています。

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緊張感と高揚感と使命感と素敵な予感を

抱えたまま、この先もがんばっていきた

いと思います。

 

葛西 瑞都

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2012年12月26日 (水曜日)

「出発」と「到着(仮)」

「平岡の家」が何とか建て主のご希望

通りの日程で工事完了しました。

少し資料を掘り返してみると、初めて

プランを提出したのが2012年の4月。

細かい変更を繰り返して7月に模型を

お見せして、ワイワイ盛り上がりながら

工事が始まっていったのですが、その

「出発」した時にみんなで思い描いた

イメージから逸れることなくここまで

これたかどうか?法規やコストのこと、

設備の話、材料は?色は?など、

考えて悩んで完成に漕ぎ着けて

ふっと後ろを振り向いたときに、

全然別の場所に迷い込んでないか?

そんな目に見えないことを意識

しながら設計しています。

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大事なのは建て主と同じ目線で一緒に悩んで

決めること。何とか出発時に思い描いた以上の

仕上がりになったかなぁと思います。タイトルの

「到着」を(仮)としているのは、とりあえず工事は

終わったけれど、この家での生活はこれから

始まるからです。年末年始は引越しの最中で

ゴチャゴチャでしょうから、落ち着いたら是非

お邪魔したいと思います。大きく育つ予定の

リビングに置く植物や家具、雑貨たちが建築と

馴染んだ頃に。。。

 

葛西 瑞都

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2012年12月20日 (木曜日)

「高田の家」 5つ庭の住まい。

現在基礎工事が進行中の「高田の家」を

ご紹介します。

敷地は弘前市の市街地から少し通りを入った

住宅地にあります。周りには既に住宅などの

建物が立ち並んでいるため、空を狭める2階

建てではなく高さを抑えた平屋建てをご提案

しました。

建て主は当初から中庭のある生活、いわゆ

るコートハウスに対する憧れがあり、防犯上

の理由からもプライバシーの保たれた外部

空間をご希望でした。

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僕は以前から雑誌やテレビでなどで大きな中庭を

内部空間がくるっと包んでいる形式の住宅を見る

たびに、何となく中と外の関係に窮屈さを感じて

いました。中庭が建物に閉じ込められている様な

雰囲気で、中庭に出ても少し開放感が無いような

気がしていました。

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そこで提案したのが、大きな中庭をいくつかに

分けてそれぞれに違う役割を与え、それらを

各生活ゾーンの間にはめ込んだプランです。

LDK、ベッドルーム、水廻り、ゲストルームなどは

中庭によって柔らかく分けられ、部屋を移動すると

必ずいくつかの中庭のそばを通ることになります。

また全ての居室が中庭に面しています。

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従来の内部が中庭を囲む関係だけではなくて

内部が中庭に囲まれる部分をつくることで、風通し

の良い開放的な空間になると考えました。

視線の抜けにも配慮していて、玄関→中庭→

多目的スペース→中庭→主寝室→外部、という

ような視線が貫通する部分をつくっています。

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各中庭に与えた役割としては、

①最も広く家族みんなでワイワイ騒げる、

シンボルツリーのある中庭。

②浴室や和室から眺める坪庭の様な中庭。

③物干しができて、上部にはロフトから使える

小さなベランダがある中庭。

④リビングのテレビボードの先にある、植栽の

彩りを楽しむ中庭。

⑤2つある子供室からのみ出入りできる、子供達

専用の中庭。

という感じです。

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動線としては最も広い中庭を含むとても大きな

回遊動線(1周約20メートル)を中心に、それぞれの

ゾーンに分岐していく動線です。体験としては

ひとつの建物の中を歩き回るというよりは、小さな

公園を散策するような感覚になると良いなぁと

考えています。ある建築家が「おおらかな動線を持つ

30坪の住宅は40坪の総2階建てに匹敵する広がり

を持つ」と執筆しているのですが、この住宅では内部に

外部が点在することでどこまでも内部空間が延長

されていくような広がりが生まれればと思います。

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葛西 瑞都

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2012年12月15日 (土曜日)

オープンハウスのご案内

青森市新城の「平岡の家」のオープンハウスを

行います。12/22(土)10:00~17:00

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着工前に作った模型と工事中の現場を

比べて、きちんと初めにお客様と共有した

イメージになっているか。。。

建て主のY様は現場に来るたび

「本当に自分が住んでも良いのかしら。

こんな素敵なお家に!」

とワイワイ楽しみながら

お打ち合わせをしてくださいました。

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本当はオープンハウスに来て下さった人

みんなにそんなお話を伝えたいのですが

僕が話せば話すほど見る人に先入観を

与えてしまうので、観たまんまを感じてもらい、

「あ~これは住み手も造り手も苦労した

だろうけど、楽しかっただろうなぁ~」と

思ってくれたら嬉しいです。

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葛西 瑞都

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2012年12月14日 (金曜日)

今年の印象に残った言葉

今年は定年退職のスタッフと新しい

スタッフとのメンバー入れ替えがあり、

その中でもありがたいことに仕事量は

凄まじいものがありました。

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当然様々なお客様との出会いもあり、

工事中に赤ちゃんが産まれるご家族や

おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らす

三世帯のご家族。今住んでいる土地に

建てかえる人もいれば新しい土地を探す

人もいらっしゃいますし、、、。

将来自分の家で開業を考えている人も

いれば、隠れ家のようにひっそりと暮らしたい

というご家族もいらっしゃいました。

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そんな中で、ある若いご夫婦からいただいた

言葉がとてもうれしくて印象に残っています。

工事中の現場でお打ち合わせ後の雑談中に

「なぜムツホームを選んでくれたんですか?」

というような話になりまして、、、

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「私たちは予算も少ないし葛西さんにも迷惑を

掛けていると思います。雑誌を見たり展示場を

廻ったりしていると坪単価○○万円!なんかの

安く建てられる所がありますが、食事に例えると

カップラーメンを食べている様な気分なんです。

たしかに安いんですけど、、、。

私たちは同じお金を払うなら、おふくろの味

みたいな手作りの料理がいいんです。」

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・ ・ ・ というお言葉をいただきました。

初めて自分の仕事を客観的に考えてみる

きっかけになった、とても印象的なお話でした。

これからもコテコテの手作り料理をつくって

まいります。。。

 

葛西 瑞都

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