2013年2月のブログ

2013年2月20日 (水曜日)

わざわざ手仕事でつくる良さ。

「高田の家」では現在フローリング敷きの

真っ最中です。今回はカバ桜という木の

フローリングなのですが、リビングをはじめ

数ヶ所に床用のコンセントがあります。

既製品のフロアコンセントといえば

ステンレスとかのツルツルした素材で

つくられた物がほとんどなのですが、

リビングなどの人がくつろぐ空間には

あまりそぐわない見た目だし、手触りも

硬くて冷たいし、何だか事務室みたいな

無機質さが嫌だなぁと思っていました。

 

そこで、フローリングがそのままカパッと

外れて、内部にコンセントボックスが

仕込まれているデザインはどうだろう?と

お客様と大工とに相談して、手間を掛けて

つくってもらいました。

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3

本当に言われないと分からないくらい、自然に

つくられています。

あとはフタになっているフローリングに指を

掛けたり配線を通すためのかわいい孔を

あけて完成です。無垢材の木目がそのまま

繋がっていること、段差が全く無いことで

未使用時には存在を忘れられるくらいの

ささやかな存在感です。

目をひくデザインだけではなく、目に付かない

デザインを考えてみること。それをわざわざ

手仕事でつくることの良さがあると思っています。

 

葛西 瑞都

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2013年2月14日 (木曜日)

「高田の家」の近況+中間検査の時に考えたこと。

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Photo_2

外側には構造用合板とシートが張られ、壁の

中には断熱材が入れられていきます。現在は

フローリングを張ったり仕上げの下地となる

石膏ボードを張っているところです。

少しずつ模型の雰囲気に近づいてきました。

 

そういえば先日瑕疵担保責任保険の中間検査

がありました。検査では検査員と一緒に現場の

各所を廻るのですが、後ろめたいことが無くても

検査というのは少しドキドキします。

少し気まずい雰囲気で検査員の後ろを着いて

いっていると、

「いやぁ~、良い住宅ですね!図面で見るより

ずっと気持ち良いですね!!」

 

・ ・ ・ ?

 

「こんな住宅地で空や外をひとり占めできて、

プライバシーは守られてるし!」

 

・ ・ ・ !?

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なんだか緊張感が一気に吹き飛びました。

そのあとしばらく雑談。。。設計者としてこんな

ことを考えて、提案して、こんな感じになる予定です!

と、楽しく検査が終わりました。

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建て主の方の為だけに考えてつくっている住宅

ですが、他の誰かに褒めてもらえるのはやっぱり

嬉しいです。それが一般の方ではなく、空間の

気持ち良さには無関心でいいはずの検査員さん

だったら特別です。サプライズというやつです。

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ところで、検査員さんの言っていた

「図面で見るよりも」というのはどういうことかな?

ということを考えていたのですが、それは多分

図面が線の集まりでつくられているからだと

思っています。

建築物は大概とても大きくて、様々な要素から

成り立っています。図面にはその様々な要素を

凝縮して表現する必要があって、厚い壁も、

柱も、ドアも、窓も、家具も全て線によって

描かれています。

この「高田の家」の平面図を観ると大きな平屋が

中庭によって分けられている様子がわかる

のですが、その平面図では大きな窓による

視線の抜け方までは表現されていません。

だから、検査員さんは中庭の向こう側に見える

空間まではイメージできず、現場を見て驚いた

のだと思います。

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これはお客様に図面を見せるときも同じで、

図面だけではその空間の良さが全然伝わらない

ことが多々あるのだと思います。模型やCGを

使ったプレゼンの意味と大事さを再確認できた、

とても良い経験でした。。。

 

 

こちらの「高田の家」ですが、お客様のご好意に

よりオープンハウスを行います。日にちは

3月の23(土)、24(日)です。詳しい情報は

もう少しあとでお知らせしますので、ぜひ

お越し下さい!

 

葛西 瑞都

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