2014年4月のブログ

2014年4月17日 (木曜日)

丸太探しの旅

今年建築予定のお家のひとつに、

広いリビングのど真ん中に大黒柱がある

住宅があります。

しかも1階リビングと2階サブリビングの同じ位置。

階段の途中から見ると床を貫いているように見えます。

せっかくの大黒柱なら、子供が抱きついたり

よじ登ったりしやすい、太い丸太が良いですよね!

ということで丸太を探しに黒石市の

木材流通センターというところに

見学に行ってきました。

実は廻りの業者に「丸太を使いたい」って相談すると、

「高いよぉ~」とか、「太いのは無いよ!」とか

言われる事が多いのですが、、、、、、

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ありました・・・!それも太さや樹種も様々!!

直径20cm位が良いかなぁと思っていたけれど、

30cm位もいいなぁ・・・と欲が出てしまいます。

 

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↑この立派なヤツは樹齢100年以上の青森杉!

テンションが上がりっぱなしで大変でしたが、何とか

「また近いうちに来ます!」

と平静を装って見学を終えました。

 

つづいて、建て主のご家族お気に入りの、

丸太の柱があるとある建築へ移動。

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雑誌なんかでたまに見かける、黒石市の

「ほるぷ子供館」という建物です。

いわば子供のための小さな図書館。というか遊び場。

実は設計した人は建築の教科書にも出てくる

巨匠建築家の菊竹清訓さんという方で、

僕の尊敬する建築家の師匠の師匠です。

外をうろうろしていたら、親切な従業員さんが

中へ招いてくれました。

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子供が大好きそうな空間です。天井の低いところや

ロフトのような高いスペース、窓際のベンチ。

そして丸太の柱もしっかり確認!

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直径は20cm位でしょうか。子供が付けたであろう

小さな傷がたくさんあって、最高でした!

ちょうど伺ったときは小さな男の子とそのお父さんが

いて、お話を聞くとなんとお父さんが子供の頃に

この建物でよく遊んだそうな。さすが築39年です。

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親切な従業員さんに甘えて色々お話を

聴かせていただきました。

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↑扉のように開閉する本棚。

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↑子供が隠れられる机。

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↑完成当時からあるリンゴのカーペット。

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↑1975年発売の建築雑誌「新建築」。

マンガでいうと少年ジャンプの様な、

建築に携わる人なら必ず知っている雑誌です。

現在も発行されている雑誌ですが、

当時のものはおそらく東京の大きな

図書館とかにしかないです。超貴重品!

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↑窓の外はリンゴの木。

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↑外に出て、玄関で談笑。

天井が低いのがまた良い!入り口の高さも子供サイズ!

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↑特等席のプーさん。

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・・・最高でした。。。

良い建築を見て勉強になりました!

これで丸太のイメージはバッチリです!

あぁ早く使いたいなぁ。

まだ多少の課題はあるけれど。。。

早く使いたい!!

 

以上、「丸太探しの旅」でした!

 

葛西 瑞都

 

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2014年4月 5日 (土曜日)

オープンハウスを終えて

3月の22・23日に「旭ヶ丘の家」の

オープンハウスが行われました。

天気予報ではもう春だというのに雪マークが

付いていたり、

場所も初めての人にはわかりにくそうだし、

来てくれる人あんまりいなそうだなぁ、

なんて油断していたらた~くさんの人達に

来ていただきまして、本当にありがとうございました!

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今すぐにでも新しい家が欲しい人、

まだ具体的な計画は無いけれど

家を見るのが好きな人、

前にムツホームで建てたけど

様子を見にきてくれた人、

ご近所で工事中から

気にしてくれていた人などなど、

百人近い人達に観て頂く事ができました。

 

ほとんどの人達が家族連れでしたが、基本的に

僕がご夫婦とお話している最中、子供は僕なんかの

話を聞いてもつまらないのでふら~っと

お家の探検に出掛けます。

そしてなんだか面白そうな所を発見すると、

「パパ!ちょっと来て!早く!ママも!!」

みたいな感じで呼ばれたりするのですが、

僕はそれが嬉しくてたまらないのです。

子供は気持ち良い場所を探す名人なので、

そんな子供が感じたままの感想を聴けるのは

貴重なことです。

僕の説明の百倍くらい説得力のある

プレゼンをしてくれました。。。

 

家をつくる時には建て主さんからたくさんの

要望を頂きますが、それはあくまでも情報です。

ロボットの様に効率的に、事務的に設計しても

家は建つと思います。

でも、人の心に響くような、感覚に訴えかける

ような空間をつくろうと思うとそうはいかない。

簡単ではありません。

なので、本能のままに表現する子供達が段差

を使って遊んでくれたり、手造りのお風呂で

「ウチのもこれにしたい!」とか言ってくれたり、

思いがけないところで寝転んだりしてくれると、

何とか感覚に訴えかける設計ができたのかなぁ?

と嬉しくなります。

皆様、本当にありがとうございました!

 

ここで、来れなかった人のために

「旭ヶ丘の家」を写真でご紹介します。

長いので覚悟してください!

 

 

玄関を入ると、リビングへ上がる階段と

細長い土間(上足)があります。

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↑玄関方向を見る。

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↑階段の向こう側、突き当たりにはテラスが見えます。

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↑土間は京都から仕入れた天然の墨を

混ぜ込んでいます。左官屋さんの手仕事の

跡が残る、お気に入りの素材感です。

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↑ご主人に気に入っていただいた階段下の空間。

壁にはコンセント。

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↑土間の黒と階段の黒が上手くマッチしてくれました。

土間は靴下でも滑らないし、足ざわりも良い!

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↑土間の奥には主寝室があります。

↓はリビングの様子。

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↑そもそもスキップフロアの構成にしたのは、

崖側の景色を様々な環境で眺められるように

したかったからです。リビングからは少し低く、

少し遠くから景色を眺めます。

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↑リビングは2階の床面から1m位下がっています。

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↑木の壁面に囲まれたくぼみの様なリビング。

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ダイニング・キッチンはリビングを

見下ろせる位置にあります。

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↑リビングから木製の階段を5段上がって

アプローチします。

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↑階段の途中から操作できる位置に小さな扉が

あって、インターホンのモニター等が仕込まれています。

やっぱり小さな扉はかわいい。。。

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↑キッチン背面には壁の仕上げと合わせた扉が

あります。食材やキッチン家電を全て隠したいという

ご希望から、食品庫をつくりました。

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↑ダイニングからの眺め。

朝ごはんも夜のお酒も絶対おいしい。。。

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↑テーブルセットは階段や手すりと合わせて、

鉄で製作しました。

少し重いですが上手くできました。

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↑キッチン用に作った家具です。キッチン用品は

全て隠さなければいけない反面、ゴミ箱なんかは

いつも近くに置きたいよなぁ、、、と工事の途中で

気づいてご提案しました。

ゴミ箱を置く引き出し部分は本体から

離れて別個に動かせます。

上部がタイル張りの本体部分もキャスターが

付いていて移動が可能なので、料理中は

自分の好きなように廻りに置いて使います。

パン作りが好きということで、

パン生地をこねる作業台として、

または娘さんがお手伝いをする時に使えます。

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↑ダイニングの照明は建て主が選んだブナコです。

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↑ダイニングからは木張りのテラスに出られます。

天気の良い日は外でゴハンを食べられます。

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↑テラスからの眺め。

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↑キッチンの背後の 扉のひとつは水廻りに続いています。

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↑1階と2階にある洗面台はどちらもタイル張り。

2階はモコモコしたかわいい白いタイル。

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↑1階は青くて細長い、焼き物のタイル。

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↑お風呂は2階のテラス越しに景色を

眺められます。

下半分が既製品のハーフユニットバス。 (TOTO)

壁には大工さんが青森ヒバを張りました。

香りが本当に良い!温泉気分に浸れます。

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↑オープンハウスでも大人気で、

ひと通り見終わったお父さんが

「やっぱりもう一回!」と何度も見てくれたり、

子供にもお母さんも盛り上がっていました。

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↑照明は船舶用のマリンランプ。

 

ここでもう一度リビングへ。リビングの奥には

将来2部屋に仕切って子供部屋にする

サブリビングがあります。

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↑扉を閉めてリビングと仕切った状態。小さな

舞台のような空間が生まれます。

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↑扉を開けてリビングと一体的に使える状態。

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↑サブリビングに造ったキャスター付きの棚を

移動させて2部屋に仕切ることが出来ます。

面白いと思ったのは、棚の位置によって

広い部屋と狭い部屋をつくれること。

ご夫婦だけの暮らしになっても空き部屋にならず、

使い方に制限が無いのが良いです。

 

さて次は1階へ。

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↑リビングの下には天井が低くてほの暗い、

ウォークインクロゼットがあります。

家族兼用なので廊下と主寝室から出入りできます。

(子供のおしおき部屋だそうです。)

天井高は190cm。不思議な安心感があります。

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最後に、細かいところとか色々。。

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↑階段まわりの細部

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↑左がサブリビング。右がリビング。

突き当たりには、壁に見えるけど収納扉。

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↑階段とベンチ。三角の隙間。 小さな窓。

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↑1階にある3つの扉。

左は主寝室へ。

真ん中はトイレへ。

右はウォークインクロゼットへ。

 

 

以上です!

お付き合いありがとうございました!

外観写真も早く載せたいのですが

まだ外溝工事が残っておりまして、、、。

また次回ご紹介したいと思います。

 

葛西 瑞都

 

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