2015年9月のブログ

2015年9月11日 (金曜日)

合言葉は「せっかくだから」

さて、「早瀬の家」は一段落し、建て主さんが

忙しく引越し中だそうで、後で住まい方を

見学させていただくのが楽しみです!

 

さて今回は、いつもやっていることですが、

模型写真と完成写真を並べて比べて、

感慨深く振り返ろうと思います。。。

 

と、あともうひとつ。

僕や兄の瑞樹が建て主さんと考えた家は、

いつも決まって造るのが難しいんです。

図面や模型を職人さんに見せただけで、

「大変そうだ・・・」

という心の声が聞こえてきます。

たまに肉声で聞こえますし。

 

実際に現場で作業するのは職人さん達なわけで、

たしかに気持ちはわかります。

でも、とびきりオーダーメイドの気持ち良い空間を

造ることは簡単なわけないので、

設計者は誰よりも強い気持ちで

みんなと向き合わなければいけません。

例えば階段を造るとき、難しくて大変な方法と、

簡単で楽な方法があるとして、出来栄えが変わるなら

難しくて大変な方法で造ってもらうしかありません。

 

そのときに僕にとって大事なキーワードが

「せっかくだから」。

職人さん達にとってはたくさんある現場のひとつなだけ

かもしれないけれど、

建て主さんにとっては一生の宝物になるわけで、

「せっかくだから、難しい方に!」

というのが何となく、

僕の芯になっている気がしています。。。

 

前置きが長くなってしましたが、模型写真と実物写真を

交互に掲載していきます。

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風除室の木製外壁と木製建具も「せっかくだから」。


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土間のセルフペイントも「せっかくだから」。

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木の壁で仕上げた階段も「せっかくだから」。

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アーチ型の出入口も「せっかくだから」。

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「せっかくだから」キッチンは2本とも手造りで。

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「せっかくだから」高い天井には木を張って。

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「せっかくだから」勝手口は板張りに。

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「せっかくだから」植栽はたっぷりと。あと飛び石も。

と、いろんなところに「せっかくだから」があります。

 

これからも、「せっかくだから」を

続けていきたいと思います。

せっかくだから。

 

葛西 瑞都

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2015年9月 5日 (土曜日)

ようこそ、「早瀬の家」へ!後編


前編の続きです!

階段を上がって2階へ。。。

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階段を上がる途中、個人的に大好きな瞬間があります。

それはリビングの上部に架かっている梁を横目に

通り過ぎる瞬間。

下階から上階へ切り替わる感覚や、

小上がりサブリビング下部の誰のものでもない空間を

眺める感じがいいんです。

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吹抜けに架かるサブリビングへの渡り廊下部分は、

梁の上にウッドデッキを敷いただけの簡単な造りです。

独特の浮遊感があって、歩くだけで少し楽しく感じます。

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渡り廊下の向こうには全面開口で内庭と繋がるサブリビング。

床が60cm程上がっていて天井も高い、屋根裏部屋の様な

雰囲気を目指した場所です。それではサブリビングへ。

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階段の途中、隙間から1階の内庭がちらっと見えます。

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部屋の面積はそんなに大きくないのですが、凄い開放感!

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床がラワン合板張り、天井がシナ合板張りの

シンプルな空間です。

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2つあるバルコニーは渡り廊下と同じウッドデッキを

敷いてあります。

外壁でくるっと包んで、天井は低く抑えて、

外にある小さな部屋のようにつくりました。

テラスに出てみると・・・

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1階にいる家族と楽しい繋がりが生まれそうです。

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当たり前のことですが、2階建ての住宅は

1階にいるときには地面が近く、

2階に上がると空が近くなります。

「早瀬の家」では特にそれをつよく感じられます。

↓ちなみ1階から見上げた空はこんな感じです。

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壁面の開口は風景を様々に切り取ります。

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ということで長々とご紹介させていただきました。

オープンハウスに来ていただいた方はわかると

思いますが、やはり写真の持つ情報量は、

実体験にはかないません。

(僕の写真の撮り方のせいも多々ありますが)

でも、このお家の持つ気持ち良さそうな空気感

みたいなものは少しだけでも伝わったかな?と

思います。 

 

さぁ!これから始まる家づくりも頑張らなくては!

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葛西 瑞都

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2015年9月 4日 (金曜日)

ようこそ、「早瀬の家」へ!前編

え~、何だかいつも以上にテンション高めです。

実は今日は「早瀬の家」のお引渡しでした。

いつも書いてますが、設計中や工事中は

僕の場所だとばかり思っていたのに、

工事が終わるとパッと僕のものではなくなります。

寂しさ2割、嬉しさ8割といったところですが、

建て主さんの嬉しそうな楽しそうな様子を見ると

それだけで大満足です!

というわけで、先日写真家さんに

撮影していただいた写真はまだありませんが、

僕が撮ったお気に入りの写真をご紹介します!

なんだか長くなりそうですが、お付き合いを。。。

まずは外観から。

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↑真っ白な家型に木張りの小さな家型が

くっついた外観です。

全体像は写真家さんの写真におまかせしてます。

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↑木製引き戸を開けて風除室へ。

内部も木製外壁で、古材っぽいポストと船舶用照明。

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↑リビングに入ると、光が充満した内庭が

広がっています。

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↑セルフペイントで仕上げたコンクリート土間。

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↑リビングからキッチン方向を見ると、

キッチンの高さが押さえられているのがわかります。

だいたい床面から30cm位の高さに天板があって、

ダイニングテーブルも一体として造ってあります。

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↑階段の側面には、なにやら人が入れそうな

孔がありますね。。。

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↑階段下の奥には、1人用の書斎があります。

カウンターの下は床が下がっていて、足を

下ろして座ります。

本棚も座ったまま最上段まで手が届く高さ。

床は畳を敷きました。

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↑キッチンはシンク側と加熱機器側を2本に分けて

造りました。シンク側は木製天板で、加熱機器側は

ステンレス仕上げです。

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↑ダイニングテーブルの天板は、コンクリートの

基礎によって支えられています。

建築と家具が交じり合った、職人さんの

自慢の一品です。

テーブル廻りは掘りごたつになっていて、

4人程度が腰掛けられる大きさです。

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↑ダイニングテーブル上部には錆びた

鉄のソケットが良い感じの裸電球照明。

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↑LDK部分は天井を見上げると、2階の床を

支える骨組みがダイナミックに現しになっています。

梁には何かぶら下げたり、ぶら下がったり、

引っ掛けたり、アイディア次第で楽しい使い方が

たくさんありそうです!

そして内庭へ。

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↑2階のテラスにいる家族とおしゃべりできます。

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↑内庭はこれから植栽を増やして、山の中の様な

もっさりした感じにしていきたいそう。

林に囲まれたような雰囲気の土間は風通しが良くて、

本当に気持ち良い居場所です。

勝手口へ続く飛び石も良い感じ。

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↑勝手口は真鍮製の簡素な鍵を付けました。

開け放つとさらに風通しがUP!

 

・・・と、まだ半分くらいご紹介したいことがあるので、

続きは後編でお伝えいたします。。。

 

葛西 瑞都

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