2016年4月のブログ

2016年4月26日 (火曜日)

「桜川の家」について

確認申請も無事に通って建築工事が 
 
始まったばかりの「桜川の家」を紹介します。 
Hp
 
敷地は廻りに新旧様々な家が建ち並ぶ 
 
住宅地にあって、道路を挟んだ向かいには
 
開放的な公園があります。
 
敷地を訪れるといつもたくさんの子供達が遊んでいて、
 
大きな広場や大きな植栽があったりする、
 
とても良い雰囲気の公園。。。
 
設計する中でその都度大なり小なりの変更が
 
あったけれど、いつもこの公園や近隣の環境を
 
どうやって取り込んだり、
 
もしくは距離感をとったりするかが大きなテーマでした。
 
公園の気持ち良い環境を取り込むためには
 
ある程度大きな窓をバーンと設けたい。でも、
 
たくさんの人が集まる公園や、
 
道路からの視線を遮る壁も欲しい。
 
対称的な課題をどうにかクリアできないかと検討した結果、
 
大きなテラスを建物に内包させることで
 
これらの課題をクリアしました。
 
家族が集まる空間と外部との間に
 
2層吹き抜けのテラスを設けて、外側の壁によって
 
外部の視線や騒音をコントロールします。
 
内部では大開口で外部と開放的に繋がり、
 
向こうの公園の木々や広い空を存分に
 
取り込めるようにしました。
 
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外観についても考えていることがあります。
 
ふつう建物は壁一枚で内部と外部が
 
はっきり分かれていることが多く、
 
外観には内部を包むための外壁だけが現れてきますが、
 
この「桜川の家」では、大きなテラスによって内と外の間に
 
少しグラデーションが生まれています。
 
四角いハコに大きな開口があって、
 
その向こうにはまた外がある、
 
街が少し建物の中に入り込んでいる印象です。
 
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完成は八月。気を引き締めて頑張ります!
 
 
葛西 瑞都

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2016年4月 2日 (土曜日)

暮らすことのセンス。

メンテナンスの為に2012年に完成した「中野の家」へ行って来ました。

あえて少し離れた場所に車を置いて、

設計当時を思い出しながら歩いていきます。

一枚目の写真は「中野の家」の裏側。

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ホームページや雑誌では正面の写真を良く使っていましたが、

実は裏側にかなり気を使っています。

というのも、裏側にはスーパーマーケットの駐車場があって

この「中野の家」はとても目に付きやすい位置にあるからです。

いつも通り、外観から間取りがわからないように注意して

窓の配置を決めています。

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敷地に入ってから建物までの、ゆったりしたアプローチ。途中で

大きな庭や薪小屋を横目に追い越します。

庭にはポツポツとシンボルツリーのように桜の木がありました。

もう少しすると花が咲くそうです!

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中へお邪魔すると、もうすっかり主役になった薪ストーブが

「おっ久しぶり」という感じでお出迎え。

この春から小学生になる娘さんや、去年生まれた息子さんのおかげで

たくさんの物がそこここにあって、

家がきちんと生活の器になれてる!と感じました。

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「床と壁と屋根でできた、はっきりとした形のある建築」と

「親と子供達でつくられる、形なんかない日常の暮らし」が、

とっても気持ちよく混ざり合った良い空間になってました!

一応形式上はメンテナンスの下見だったのですが、僕は終始

「良い感じですね~」ばっかり。美味しいコーヒーまで頂いて。。。

その時僕は、

「この建て主さんは暮らすセンスが良いんだろうなぁ」

と考えていました。

センスというと洋服選びとか音楽の事とかが頭に浮かびますが、

暮らすセンスというのは、建築やその外部環境も含めて

「楽しく生活するセンス」です。

高級な家具や生活用品に囲まれた生活をよく「ハイセンス」とか

言いますが、僕としてはこの暮らしこそがハイセンス。

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モチベーションもグワっと回復したし、今年のプロジェクトも

ドキドキワクワクしながら頑張ってまいります!!!

 

葛西 瑞都

 

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