2018年9月のブログ

2018年9月22日 (土曜日)

生業と地域性について感じたこと。

なんて堅苦しいタイトルでしょうか。。

 

簡単に言うと、生活のための仕事と、

まわりの地域との繋がりのことです。

 

1
弘前市の岩木山の麓に建つドッグカフェ、
 
LITTLE NOOK (リトルヌック)。
 
今月の18日にオープンして、

早くも風景に馴染みつつあります。
 
今のところ、大体半分くらいのお客さんが

ワンコ連れ。
2
僕は何度か、時間を見つけてはお客を装って
 
一人で佇んでいるのですが(笑)、
 
たった数日間でもこの小さなお店には
 
様々なお客さんが訪れました。
 
 
 
関西地方からの旅行中に立ち寄ってくれて、
 
マスターとのおしゃべりが
 
止まらなかったご夫婦や、
 
一人でふらっと立ち寄って
 
「今度ウチの犬を連れてきます!」
 
と話していた女性の方。

井戸端会議に花を咲かせるおば様たち。
 
多分どこかでドッグカフェなんかを
 
営んでいて、アドバイスのお話を
 
してくれた老夫婦。
 
近々、車で五分位の所で古民家を
 
改築してカフェを始める方が
 
ごあいさつにいらしたり、
 
中には定休日の木曜に来店して
 
しまったけれど、すぐ提供できる
 
メニューでお迎えしたお客さんも
 
あったみたいです。
3_3

僕がすごいなぁ!と思ったのは、
 
そんな様々なお客さんを満遍なく
 
もてなしてしまうマスターご夫婦。
 
一人で静かに寛いでいるお客さんでも、
 
お話好きで盛り上がりたいお客さんでも、
 
その人が居心地が良い距離感で接してくれる。
4

このお店の営み方は、
 
たくさんの人に来てもらって
 
たくさんお金を使ってもらう形では
 
ありません。
 
だけど自然に、人がたくさん集まって
 
しまうような魅力があるように
 
思ってしまいます。
 
 
 
マスターご夫婦のお人柄と、
 
少しだけど建築の良さが
 
合わさったこの生業は、
 
粘土の様に柔らかくこの地域に
 
馴染んでいくんだろうな~、と感じました。
 
そしてそんな営みは、地域にとって永く
 
愛されるんじゃないかな~とも
 
感じました。。。
 
5

以上、僕が大好きな夕方の様子を添えて。
 
「生業と地域性について感じたこと」でした!
 
 
 
- 追記 -
 
僕がお店を訪ねた際に、偶然にも
 
弘前経済新聞さんがお店を取材中でした。
 
記事の中でマスターご夫婦や
 
飼い犬のシェパード、ウィショー君の写真が
 
掲載されておりますので、
 
下記URLでぜひご一読下さい!
 
 
 
 
葛西 瑞都

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2018年9月16日 (日曜日)

オープン間近の小さな隠れ家。

1_2

2_2
 
3_2

 

いよいよあと2日。

 

4_2

 

看板も取り付けOK。

 

5

 

シェパード君も一緒に、お待ちしております!

 

 

葛西 瑞都




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「在府町の家」 内と外を等価につくる。

1
 

これから始まるプロジェクトのひとつに

 
「在府町の家」という弘前市の市街地に建つ
 
住宅があります。
 
この住宅は不思議なことに、
 
家の中に外があって、それが内より大きい住まいです。
 
なんだか謎々みたいですが、そんな住宅です。
 
2
 
↑空から見下ろすとこんな感じになっていて、
 
上の1/3位が2階建ての内部空間。
 
0
 
この住宅の入口は建物の右下の角にあって、
 
一枚目の扉を開けると前室という、公私を
 
切り替えるための部屋があります。
 
次の扉が鍵付きの玄関扉。
 
その扉を開けると大きな広場が
 
広がっています。この外部空間はもう
 
家の内側。
 
ふつうは玄関扉は屋内と屋外の境界に
 
設けられていますが、この住宅では
 
そもそも家の入口ってどこからだろう?
 
ということについて考えました。
 
 
きっかけはこの建て主さんのライフスタイル。
 
プランの時のヒアリングで、ボルダリングとか
 
スキーとかロードバイクとかスラックラインという
 
綱渡りの様なスポーツとか、外で遊ぶことが
 
大好きだということをお話されました。
 
また、それらの道具のメンテナンスや、
 
保管するスペースも必要だということ。
 
僕の頭の中は、家の中のつくり方より
 
外のつくり方でいっぱいになって、
 
思い切って内部より外部の方が大きいお家を
 
ご提案しました。
 
3
 
中庭というよりは、広場。
 
家の中の広場で、
 
自転車いじりもボルダリングもスキーも
 
スラックラインも、新しく始めるどんなことでも
 
やっちゃおう!
 
夏にはテントを張って思いっきりバーベキューをして、
 
冬には雪山をつくってかまくらで遊べる。
 
物干しも子供達の遊びも庭づくりも、なんでもできる。
 
前室や外部収納の上部の屋根には、ウッドデッキを 
 
敷いて、さらに居場所を大きく!
 
ポイントは、鍵付きの玄関扉が広場より手前にあること。
 
人目を気にせず部屋着のまま使い倒せる
 
「我が家の広場」をつくってみたいと思いました。
 
将来小さな離れをつくるのもいいなぁ・・・。
 
子供の友達が集まって、外で思い切り遊んでくれると
 
嬉しいなぁ。。と妄想しきり。
 
 
建物と庭は通常庭が付随する主従関係が
 
ありますが、この住宅では内と外が同じ位の
 
重要度で設計されています。
 
(むしろ外の方が重要気味かも?)
 
4
 
これから工事が始まって、植栽なんかの外構までで
 
来年の春完成。
 
 
 
これからが楽しみです! 
 
 
葛西 瑞都

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2018年9月15日 (土曜日)

ご招待状について。

1

 
本日、当社のOBさんや現在ご相談中の方々に
 
弘前市百沢のドッグカフェ「LITLE NOOK」の
 
ご招待状を送らせて頂きました。
 
小さなお店なのでオープン直後はなにかと
 
サービスが行き届かないこともあるかもしれませんが、
 
暖かく見守って頂けると嬉しいです。
 
もちろんワンちゃんを連れていない方でも
 
お気軽にいらして下さいね!
 
 
 
またこのブログを読んでいただいた方で
 
ご希望があれば、10月いっぱいまでの
 
コーヒー無料券付きの招待状をお送りしますので、
 
当社ホームページからご連絡下さい。
 
そしてできれば!
 
無料券以外のメニューもお楽しみ頂けると
 
最高に嬉しいです。
 
できればですけど。。
 
お願いします。。。
 
 
葛西 瑞都
 
 

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2018年9月 9日 (日曜日)

LITTLE NOOK のテーブルとベンチ

岩木山の麓のドッグカフェ LITTLENOOKの

 
客席スペースに置かれるテーブルとベンチが
 
出来上がってきたのでご紹介します!
 
まずはテーブルから。
 
1
 
鉄と木とガラスのシンプルなテーブルです。
 
天板越しに愛犬が食事をする様子を
 
眺めるために天板をガラスにして、
 
直接手に触れる縁の部分は
 
手触りの良い木製にして、
 
それらを支える脚部は部材寸法を細く抑えられる
 
鉄製にしています。
 
7
 
↑以前ご紹介した模型とほとんど同じデザインですね。
 
2
 
天板に使用しているガラスは高透過ガラスを
 
採用しているので、5mmの厚さでも
 
フロートガラス特有の緑色っぽさがなく、
 
ほとんど無色透明。
 
反射が無ければ存在がわからない位で、
 
ワンちゃんの様子が良く見えそうです!
 
後は揺れを抑えるささやかな補強をして
 
完成です!
 
 
 
さてさて、次はテーブル用のベンチです。
 
いつもの通り、弘前市内の松山建具店へ。
 
ちょうど組み上がったタイミングで
 
突撃訪問してきました。
 
3
 
4
 
LITTLE NOOKでは他の地域から訪れる方々も
 
対象にしているので、一連の体験の中に
 
地域性が感じられるのは魅力的だと思います。
 
建て主さんの要望で、リンゴ箱を使ったベンチを
 
製作することにしました!
 
 
 
このベンチを考える上でのポイントは、
 
・リンゴ箱を横向きに使って荷物を置けるようにすること。
 
・ベンチとして使えるよう補強すること。
 
・リンゴ箱としての見た目や質感を残すこと。
 
でした。
 
そこで、箱の外側には一切手を加えず、内側から
 
補強することにしました。
 
5
 
↑座面もそのまま、
 
6
 
↑背面もそのままです。
 
手触りを良くするためにヤスリを掛けて塗装して、
 
足元を10cm底上げして完成!
 
 
見た目に軽くて見通しの良いガラスのテーブルと、
 
テーブルの下にワンちゃんの個室をつくる様な
 
ボテッとしたベンチ。
 
早く並べた様子が見たいです!
 
 
葛西 瑞都

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2018年9月 3日 (月曜日)

百沢のドッグカフェ 「LITTLE NOOK」 もうすぐオープン!

弘前市の岩木山の麓の小さなカフェ、

 
「LITTLE NOOK」 (リトルヌック) の
 
オープンが決まりました!
 
9/18(火) です!
 
営業時間は10:00~17:00、
 
木曜日が定休になります。
 
駐車場は広々としたスペースで、
 
ワンちゃんも車の乗り降りがしやすいです!
 
2_2
↑CG
 
3_4
↑実物
 
こじんまりとした佇まいですが
 
つくるのは本当に大変で、
 
大工さんをはじめ様々な職人さんの
 
苦労と技術と知恵と根性の結晶です!
 
 
 
予定より半月以上工期が遅れても
 
「いいですよいいですよ!
 
ムツホームさんのペースで!」と
 
仰って頂いて、
 
ほんと~~~~~に助かりました。
 
4_2
↑模型
 
5_2
↑実物
 
空間を構成する材料は
 
コンクリートと木とガラスと鉄とレンガ。
 
空間を構成する色調は
 
グレーと白と黒とレンガ色と木肌。
 
これから造作のテーブルとベンチが入ります!
 
 
6_2
 
建物の壁面に取り付ける看板もとりあえず準備OKです!
 
(ちなみにシンボルマークはオーナーの愛犬のシェパード)
 
 
そうそう、今回の建物は住宅ではなく
 
誰もが立ち寄れる喫茶店なので、
 
いつもの様なオープンハウスではなく
 
違う形式のイベントにする予定です。
 
今のところ、ムツホームの建て主OBさんや
 
現在進行中のご家族に
 
10月いっぱいまでに一度だけ使える、
 
人数分の自家焙煎コーヒーかソフトドリンクの
 
無料チケットを配布する予定ですのでぜひ!
 
 
 
ちなみにLITTLE NOOKでは、
 
・犬と同伴でなくてももちろんOK!
 
・大型犬でも同伴OK!
 
・トイレグッズはご持参で!
 
・混合ワクチン摂取のワンちゃんのみ同伴可!
 (証明書等の提示は不要)
 
といったお店づくりとなっております。
 
サンドイッチ等の軽食やワンちゃん用のメニューも
 
ありますし、地元のリンゴや嶽キミのメニュー、
 
手作りのお菓子やお酒なんかも
 
提供していく予定です!
 
しかも将来的にはドッグランを併設して、
 
思いっきり愛犬と遊べる環境づくりを
 
思案中です!
 
 
 
元々オーナーさんは静かにひっそりと
 
やっていきたいって言っていたけど、
 
たくさんのお客さんでてんやわんやしてほしいなぁ。。
 
こじんまりとしていても、地元の人や観光客に
 
永く愛される「小さな隠れ家」になればいいなぁ。。
 
皆様、どうぞ宜しくお願い致します!
 
 
葛西 瑞都
 

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2018年9月 2日 (日曜日)

オープンハウスの御礼と、アイデアについて考えたこと。

1

 
先日の「泉野の家2」のオープンハウスでは
 
たくさんの方にいらして頂き、ありがとうございました!
 
上の写真は、オープンハウスの日に撮影した、
 
薄曇りの木製ルーバーです。
 
テラスから空が見上げられたり、
 
光を取り込むために内側に傾斜しています。
 
ちなみに下の写真はカラッと晴れた今日の様子。
 
2
 
3
 
直射日光を受けたルーバーは白く光って、
 
大きな光の面が現れていてキレイ!
 
 
オープンハウスでは、初めてお会いする
 
ご家族も何組かいて、その皆さんに
 
「ありがたいことに建築の依頼がたくさん
 
ありまして、これから設計をスタートする場合、
 
最短でも2020年の春からの着工になりそうです」
 
というお話をさせて頂きました。
 
家づくりはなにかと時間が掛かりますし、
 
「着工までの間じっくり考える時間があって、
 
急いでつくるより嬉しい!」と割り切って頂けると
 
勝手ながらとても嬉しいです。。
 
 
 
「うちにもこんなテラスが欲しい!」とか、
 
「むしろこの家を私達に下さい!笑」とか
 
嬉しいお言葉をたくさん頂けて、
 
勝手に活力を回復させて頂きました!
 
遠いところでは秋田県からも来てくれて、
 
本当に嬉しかったです。
 
 
 
さて今回の文章のテーマは、
 
「アイデアについて考えたこと」にしました。
 
本当はコミュニケーションについても
 
書くつもりでしたが、あまりに長くなるので
 
それはまたいつか。
 
植栽の様子の写真などを交えながら
 
考えたことを書いてみます。
 
4
 
 
 
アイデアについて、
 
僕が勝手に個人的に気をつけていることです。
 
建築に限らないことですが、今の世の中
 
インターネットや書籍等によって
 
素敵なアイデアはいくらでも見つかります。
 
例えばインターネットで好きな建築の写真を
 
寄せ集めて、それをプランに反映して
 
敷地に納めるだけで、ひとつの建物が
 
出来上がってしまうと思います。-①
 
もしくは、設計する側の立場で言えば、
 
必要な間取りと敷地形状くらいの情報が
 
あれば、斬新で面白いアイデアを考えて
 
そのまま建築として
 
実現できるかも知れません-②
 
いま挙げた①と②の例は、もしかしたら
 
そんなに悪いことではないかもしれません。
 
5
 
でも、なんとなく、なんとな~く、
 
本質的ではないような気がしています。
 
一番大事なところをショートカットしているような。
 
多分その大事な部分というのは、
 
クライアントの人柄だとか、生活環境だとか、
 
仕事の仕方だとか、性格とか、将来の夢とか、
 
その人にまつわるすべての情報。
 
あと、敷地や周辺環境について形状の他に、
 
ご近所さんのことや日当たり、風通し、眺め、生活音、
 
道路のこと、隣の空き地のこと、
 
なんというか、全部のことですね。
 
6
 
人の内側の内的な要素や、
 
敷地の外まで含めた外的な要素と
 
ていねいに向き合って、
 
その人達だけのライフスタイルにピッタリとフィットする、
 
またその土地と環境ににピッタリとフィットする
 
アイデアを考えたいと思っています。
 
そうやって出来上がるものには多分、
 
自然に オリジナリティとリアリティが
 
備わっていく気がしています。
 
 
葛西 瑞都
 

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